ビクーニャ・フェンス建設工事
Instituto de Montaña
トマスで実施されているAbE対策は、グリーン・インフラとグレー・インフラの両方で構成されている。グリーンインフラとは生態系のことで、適切な牧草地とビクーニャの管理方法を推進し、持続可能な管理区域を拡大することで改善される。灰色インフラは、フェンスそのものである。
したがって、緑と灰色のインフラの改善には、共同放牧地におけるビクーニャ管理のためのフェンス面積の拡大(38ヘクタールから241ヘクタールへ)が含まれる。このプロセスは、共同体の集会で検証されたABE対策の診断と設計から始まった。その後、フェンスを設置する区域の地図を作成し、穴を掘り、木の柱を植えた。最後にフェンス全体を塗装した。
これらの作業はすべて、ビクーニャ委員会の指導の下、コミュニティの作業によって行われた。
柵が完成し、書類が整ったところで、ビクーニャの捕獲と毛刈りが行われた。コミュニティの主導により、チャクの準備には「許可と縁起をかつぐ」ために山に供物を捧げることも含まれた。
チャクには 200人以上が参加した。 コミュニティの子供たち、若者たち、女性たち、男性たち、そして外部の人たちも参加した。