自然保護と持続可能な開発において「何が有効か」を促進・共有するイニシアチブであるパノラマ(PANORAMA)が、新たな大規模な資金提供を受け、明るい未来への道を歩み始めた:PANORAMAの主要な開発パートナーであるドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省(BMU )は、同イニシアティブの長期的な持続可能性と戦略的な発展のために200万ユーロを投資する。
この資金は、 インパクト・モニタリングの改善に貢献し、既存の成功事例(ソリューション)がいつ、どのように取り入れられ、パノラマが現場の持続可能な開発と政策目標の達成にどのように貢献しているかをよりよく理解することを可能にする。様々なコミュニケーション、プロモーション、アウトリーチ活動を 新たに改善することで、パノラマとその豊富な550以上の実践的ソリューションを より多くの人々に知ってもらう。解決策を体系的に分析する ことで、主要な傾向、共通の成功要因、学んだ教訓に関する洞察が得られ、それらは政策プロセスに影響を与えるためのアドボカシー製品や活動を通じて発信される。パスファインダー・アワードの ような活動は、自然保護のチャンピオンとそのストーリーにさらなる知名度と評価を 与える。
強力で安定したパノラマ・パートナーシップ事務局は 、これらの活動を推進する原動力となり、事業計画を推進 し、パノラマ・パートナー機関 (GIZ、IUCN、国連環境計画、GRID-Arendal、Rare、IFOAM、UNDP)間の良好な連携を確保する 。BMUの資金は、今後4年間、GIZとIUCNが事務局を務める事務局の人件費に充てられる。
このプログラムは、PANORAMAの組織、方法論、ネットワーク、リーチ、パートナーの集合的な専門知識から恩恵を受けながら、中核的な経費をしっかりとカバーする「ソリューショニング」を支援する意思のある他のドナーからの共同資金を引き付ける ことが期待される。
BMUは、これまで多くのテーマ別プロジェクトを通じてPANORAMAに投資してきたが、今回の新プログラムは、PANORAMAとその「ソリューション・プロバイダー」とユーザーからなる活気あるコミュニティに対するドイツのコミットメントを明確にするものである。