パノラマ30x30は、IUCN世界保護・保全地域チームとUNDPネイチャー・ハブが共同で実施している。
国際社会は、2030年までに地球の陸地と水域の30％を保全することを約束している（昆明・モントリオール生物多様性世界枠組み、目標3）。
国立公園、自然保護区、地域保護区などの保護地域は、食料、清潔な水、医薬品、気候変動への適応、緩和、文化保護など、重要な生態系サービスを提供することで、生物多様性の保全と持続可能な生活に不可欠です。このコミュニティのソリューションは、これらの分野における実践者の経験や教訓に焦点を当て、30x30に向けた私たちの総合的な取り組みにおける豊富な知識を構成しています。
IUCNは、これらの地域が生物多様性条約（CBD）の目標や持続可能な開発目標（SDGs）を達成する鍵であると認識し、国や地域社会がこれらの地域を効果的に設立・管理できるよう支援しています。IUCNは保護地域チームを通じて、IUCNグリーンリストのような世界的な基準を用いた公正なガバナンスと効果的な管理を推進し、質の高い、公平で持続可能な保全活動を保証しています。
UNDPは、より公平で持続可能な未来のために、開発の中心に自然を据えることに取り組んでいます。UNDPはパートナーとともに、保護区の拡大や効果的な 管理を含め、140カ国以上が生物多様性世界枠組 み目標を達成するのを支援しています。これまでにUNDPは、4億8,200万ヘクタールの陸上生態系と4億5,000万ヘクタールの海洋生態系の管理と保護の改善を支援しました。
保護地域に関するIUCNとUNDPの活動の詳細をご覧ください：
http://www.iucn.org/theme/protected-areas
https://www.undp.org/nature; https://undp-nature.exposure.co
コーディネーター
