アンキボンジAMPの環境保護活動を支援し、同時に河川住民の生活条件を改善するための地方資金調達手段

アンキボンジの海洋保護区(AMP)(UICN分類V)は 、7つの地域(市町村)を管轄し、3700人近くの住民が漁業、農業、観光に依存して生活と発展に努めている。この地域は、コミュニティ活動を支援するための近接した地方資金調達手段がないため、不利な状況にある。さらに、金融サービス(銀行、マイクロファイナン ス)へのアクセスは限られており、最も近いエージェン スはノシベとアンバニャにあり、ピローグで2時間以 上かかる。また、AMPの河川住民の資金活用が不十分で、資金調達の文化がないため、漁業への取り組みが加速している。
野生生物保護協会とAnkivonjy協会は、3つの資金(資金、社会的資金、AMP管理資金)を持つ30人以上のグループによる資金調達と融資システムなどを含む、近接した持続可能な資金調達手段である青色資金を 導入した。
影響
地元の資金調達手段である「青い銀行」のおかげで、地域社会の生活向上は目に見えるものとなっている。
現在、アンバリアベ、アンパシメナ、イランジャ、マンギランキラーナ、マロトニーの4つの地域に分かれた7つのグループが、AMP Ankivonjyで2022年に稼働しており、151人(男性53%、女性47%)がこの仕組みに参加している。2022年のこの最初のサイクルの負担額は、2,700米ドル(1,160万Ar)に達する大きなものである。青魚グループは、稚魚捕獲監視用資材のための杭の交換や、共同監視委員会の電子機器充電用の小型ソーラーキットの購入など、AMPの共同管理活動を支援するために資金の一部を提供した。2023年、アンバリアベ漁業公社は2番目の青色海水浴場グループを設立し、AMPの青色海水浴場グループ4カ所への参加を可能にした。
青少年保護施設の設立が自発的であること、そしてその運営に村民の連帯という内発的な要因があることから、青少年保護施設は AMPの効果的な栄養補給のための資金調達の選択肢となっている。