UNCCD締約国が、LDNプロジェクトにおいてジェンダー平等と女性のエンパワーメントを指針として受け入れることを支援する。

2018年と2019年、IUCNはUN WomenとUNCCD（国連砂漠化防止条約）とともに、ジェンダー主流化ワークショップをカリブ海、フィリピン、ザンビアで開催し、ジェンダー対応の土地劣化中立性（LDN）プロジェクトの開発を支援した。これらのワークショップは、「リオ条約におけるジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関する合意の定着」プロジェクトの一環として、UNCCDジェンダー行動計画と国別LDN目標の実施に向けた締約国の具体的なニーズを満たすことを目的としたものであった。ワークショップでは、LDNやプロジェクトサイクル全般におけるジェンダーへの配慮について理解を深めるため、国や地方自治体、CSO、女性グループなどのステークホルダーを集め、独自の参加型手法を活用した。これらのワークショップは、主要な資金調達メカニズムに提出された9件のLDNプロジェクト提案書に対して、それぞれに合ったフィードバックを提供するヘルプデスク・メカニズムを補完するものであった。