ミナスジェライス州イパチンガ埋立地の閉鎖と埋め立て

スナップショット・ソリューション
旧イパティンガ埋立地
AMBIENTAL ASSESSORIA E SANEAMENTO LTDA, 1994

1981年以来、ミナスジェライス州イパチンガ市は、14ヘクタールの野外埋立地で固形廃棄物を処理していた。すっかり荒廃したこの地域は、火災が多発し、ハエ、ハゲワシ、ゴミあさりなど、無秩序で不健康な様相を呈していた。自治体の固形廃棄物の状況を改善するため、イパチンガ市では選別収集の導入が計画され、それに伴い廃棄物収集業者も参加することになった。廃棄物収集ルートと清掃ルートも作成され、新しい車両も導入された。さらに自治体は、埋立地によって荒廃した地域の再生プロジェクトを策定し、隣接地域に衛生埋立地の設置を提案したほか、有機廃棄物のリサイクルにも着手した。

最終更新日 21 Oct 2020
1657 ビュー
コンテクスト
対処すべき課題
汚染(富栄養化とゴミを含む)
実施規模
ローカル
エコシステム
建物と施設
テーマ
廃棄物管理
所在地
ブラジル、ミナスジェライス州イパチンガ
南米
影響

イパチンガ自治体の埋立地閉鎖の過程では、都市清掃員全員を対象とした研修やセミナーが数回開催され、作業支援本部の建設を通じて、清掃員の価値向上と作業の人間性向上を図った。また、教育ネットワークやその他の社会セグメントを通じて開催された講義や研修会を通じて、住民の参加も促された。

当時、埋立地で深刻な危険を冒しながら働いていたゴミ拾い労働者は、埋立地閉鎖プロセスの第二段階で実施された選択的収集に従事するために移転させられた。現在、家庭から毎月約4,247トンの固形廃棄物が排出され、そのうち約48トンがリサイクルされている。農場から出る野菜や果物のトレーダー、市内の樹木や芝生の剪定から出る有機廃棄物は、堆肥化されている。

最終処分場については、敷地を改善し、適切な利用を継続するためのプロジェクトが実施されている。

持続可能な開発目標
SDG3 - 良好な健康と福祉
SDG6「清潔な水と衛生設備
SDG11「持続可能な都市とコミュニティ
SDG13 - 気候変動対策
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