トルトゥゲーロのリサイクルとコミュニティ堆肥化

バッラ・デ・トルトゥゲーロは、川と運河に囲まれ、水上でしかアクセスできない村である。人口は2500人で、近くにあるトルトゥゲーロ国立公園のおかげで、観光業が主な雇用源となっている。

北西カリブ海のRAMSARサイトの一部であるこの公園は、ウミガメの営巣と多様な生息地を保護している。2022年には20万人以上が訪れ、国内で5番目に訪問者の多い公園となった。

サービスに対する需要が高く、アクセスが困難なため、廃棄物の収集と処分を担当するポコシ市にとって、廃棄物管理は難題である。

2006年、自治体との提携により、有機廃棄物の収集、リサイクル、堆肥化サービスを提供するプランタ・レシクラドーラ・バラ・デル・トルトゥゲーロ協会が設立された。自治体は資源と人材を提供し、協会は回収可能な廃棄物の分別と販売を担当している。

日本とドイツからの寄付により、有機廃棄物とプラスチック廃棄物の効率的な処理が可能になり、プロセスは近代化された。