制度の定着とブロード・スケール

EbAアクションプログラムの策定を通じて、EbAアプローチは「カナネイア・イグアペ・ペルイベ」保護地域に制度的に定着した。さらに、ブラジル環境省(MMA)やブラジル環境アジェンダ(ICMBio)などとの戦略的パートナーシップを通じて、同国の4つの連邦州にある他の11の保護地域でも、この手法的アプローチが適用される予定である。将来的には、すべての保護区の管理計画が、気候変動への戦略的対応としてEbAを考慮するようになることを目指している。

  • 保護地域当局の中央レベルで管理計画の策定と承認を担当する職員との合意や支援。
  • 他のプロジェクトや資金提供者とのパートナーシップは、複製、アップスケール、ブロードスケールのための重要な触媒であり、引き金となる。
  • すぐに使える方法論的アプローチを開発し、その普及と統合を提唱するには、時間だけでなく財政的・人的資源も必要である。
  • 一般化可能な問題と状況特有の問題のバランスをとる必要がある。