ナヴァカブのコミュニティにおける禁漁区のマーキング

スナップショット・ソリューション
ナバカブのタブーにマーキング

2016年3月、ナヴァカヴのコミュニティメンバーは、MACBIOチームの協力を得て、ヤブサ・ナヴァカヴを構成する4つの村の前に位置するタブー(禁漁区)の境界に印をつける作業に着手した。周囲の資源を活用し、長さ約2メートルのマングローブの棒を適切な本数、目印として使用した。バールを使って砂地に穴を掘り、干潮時に採取したマングローブの棒を砂に押し込んだ。

最終更新日 01 Oct 2020
5732 ビュー
コンテクスト
対処すべき課題
乱獲を含む持続不可能な漁獲
国民と意思決定者の認識不足
不十分な監視と執行
貧弱なガバナンスと参加
実施規模
ローカル
サブナショナル
エコシステム
マングローブ
テーマ
生態系サービス
諸島
先住民
地元の俳優
アウトリーチ&コミュニケーション
所在地
フィジー、中央支部、スバ
オセアニア
影響

この措置が委員会によってとられたのは、主に3つの理由からである。すなわち、i. 漁業者が漁業や採捕を許可されていない場所を明確に示すこと、ii. タブー内で漁をする密漁者を簡単に特定すること、iii. タブーを設置する目的や、そもそもなぜタブーが設置されたのかを人々に思い出させる役割を果たすこと、である。ペグが遠くからでも見えるように、棒の先端には、プラスチック容器、小麦粉袋、反射ベストなど、漂着物から作られたさまざまな目印や旗が取り付けられた。これらはすべて、村の近くの海岸で拾ったものである。他のコミュニティでも、何が適しているか、どんな資源があるかによって、別のマーカーを使うことができる。村の漁業監視員の中には、このペグは6ヶ月経った今でも目にすることができ、おそらくもっと長く続くだろう:漁師は指定された禁漁区をよく知るようになり、密漁者は禁漁区で漁をする際に見つけやすくなった。最大の利点は、この方法は設置が簡単で再現性が高く、同じような理由でタブーに印を付けたい村があれば、どの村でも非常に手頃な価格で設置できることである。

リソース
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