
ケープタウン・スタジアム外で地元の生物多様性を紹介
スナップショット・ソリューション

ケープタウン中心部にあるグリーンポイント公園の航空写真。
Sharon Ang
南アフリカのケープタウンの中心部に、12.5ヘクタールのグリーンポイント公園がある。このレクリエーション緑地は、2010年のFIFAワールドカップに向けたケープタウン・スタジアム建設の一環として再設計された。この再設計には、生物多様性ショーケース・ガーデンの造成も含まれている。この庭園の主な目的は、歴史的にケープタウン一帯で見られたケープフラッツ・サンド・フィンボスというユニークな生息地にスポットを当てることだった。この種の生息地で見られる豊かな生物多様性は、この地域固有のものだが、都市化などの圧力によって脅かされている。園内には、人と植物、生物多様性発見トレイル、湿地散策の3つのテーマエリアがある。植物の中に隠されたディスプレイには、オリジナルのアート作品や、イラストや写真が描かれた解説ボードが展示され、この街の驚くべき自生生物多様性について学ぶことができる。
最終更新日 27 Nov 2020
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影響
生物多様性ショーケース・ガーデンは、造園における在来植物の利用を示し、ケープタウンの生態系に自生する種の多様性を強調するために開発された。約300種の在来植物が植栽されている。グリーン・ポイント・パークは、野生生物のためというよりも、レクリエーションや社会的な利益のために管理されているが、在来植物の使用、インタラクティブな標識、地元の動物の芸術的な表現は、自然の生態系について訪問者を教育し、地元の環境と結びつけるという重要な役割を果たしている。
持続可能な開発目標
SDG 15 - 陸上での生活
寄稿者とつながる
その他の貢献者
ジュリア・カルボーン
国際自然保護連合
エリック・ンダイシミエ
サンフランシスコ河口研究所
ロビン・グロシンガー
サンフランシスコ河口研究所
メーガン・ウィーラー
サンフランシスコ河口研究所
エリカ・スポッツウッド
サンフランシスコ河口研究所
ラッセル・ガルト
国際自然保護連合