インドは世界に17あるメガ生物多様性の国のひとつであり、記録し共有すべき保全のサクセスストーリーが数多くある。WIIが主催したパノラマを学ぶための1日ワークショップでは、主にガンガー川からヒマラヤ山脈にかけての保護地域を対象とした、8つの貴重な「解決策」のケーススタディが行われた。
8つの「解決策」の草案は最終的にまとめられ、適格であればPANORAMAのウェブ・プラットフォームで公開され、さまざまなコミュニケーション・チャンネルを通じて宣伝される予定である。
実際、インド野生生物研究所は過去にPANORAMAに解決策のケーススタディを提出しており、絶滅の危機に瀕しているエルドシカの保護について記述している。IUCNは、さらなる協力の計画を拡大し、WIIがそのプロジェクトによる解決策を体系的にPANORAMAに提出することを期待している。
注目すべきは、参加登録では「先着順」で20席しか用意されていなかったにもかかわらず、最終的には定員を超える35名が参加したことである。
世界保護地域プログラムのマリー・フィッシュボーン氏によるこのワークショップは、ガンガー・クリーンミッション(NMCG)の「生物多様性とガンガー保全」プロジェクトとWIIの主催で行われた。参加者は学生と教職員。
PANORAMAのアプローチやオンライン・プラットフォームについて紹介した後、参加者はグループを作り、それぞれのプロジェクトに基づいた「解決策」のケーススタディについて話し合い、共同デザインした。