組織能力の強化。

農民の組織能力を強化するため、農民指導者が優先的に取り組む問題に取り組むことで、農民指導者とPNNとの間に信頼の場を創出する。

このプロセスを達成するために、以下の活動を実施した:

  • 主要なアクターとコミュニティ行動委員会の特定。
  • 組織と参加の診断(これにより、コミュニティ・プロセスの根源、その強みと弱みの分析が可能になった)。
  • この地域で展開されているプロジェクトを分析し、使用、占有、所有の状況に取り組む上で、保護区管理を活用できるイニシアチブを特定。
  • コミュニティ指導者のための研修と能力構築のための横断的アジェンダの立案と実行。取り上げられたトピックは以下の通り:コロンビアの環境規制、紛争管理と解決、市民とコミュニティ参加のメカニズム、FARC-EPと政府間の和平合意、農民保護区に重点を置いた土地利用計画、プロジェクトの策定と管理、団体性と協同組合主義。
  • 経験交流のための戦略として、地方と地域の農民組織間の会合を設ける。
  • 欧州連合(EU)からの予算支援など、利用可能な資金源。
  • 保護団体の存在に関する農民社会の認識と、主要関係者の研修受講への意欲。
  • コロンビアの環境規制に関するコミュニティ研修の強化が必要である。
  • 組織的・技術的側面におけるコミュニティ団体・組織の強化。
  • このような方法で地元のプロセスを支援できる機関や民間のイニシアチブを特定するための組織を支援する。
  • 緩衝地帯におけるエコツーリズムのアプローチを経済的な代替案として考慮する。
  • 緩衝地帯にある地域活動委員会の環境委員会の強化を促し、保全のための社会的統制活動につなげる。