コレクション・メカニズム

このイニシアチブでは、リストバンド、記念品販売、ウェブサイトでの寄付、ホテルへの投票箱設置など、さまざまな資金調達戦略や仕組みを模索してきた。

ブレスレット

イスラ・マリエタスでは、観光客一人当たり40ドルの寄付が合意された。ツーリスト・サービス・プロバイダー(TSP)は、予測される観光客の数に比例して寄付を行い、その見返りとして対応するブレスレットと寄付金の領収書を得る。観光客はツアー予約時にブレスレットを受け取る。

カボ・プルモやロレトのような場所では、この仕組みは適切とは思えず、他の選択肢をテストしている。

その他の仕組み

  • 限定版のサメ、マンタ、ブービーバードの剥製をオンラインやイベントで販売。PSTが大量に購入するケースもある。
  • Paralelo 28のウェブサイトに、オンラインで寄付を受け付けるモジュールを設置。
  • 観光客からの寄付を促進するため、ホテルに募金箱を設置。ホテルによるコミュニケーション・キャンペーンを伴うケースもある。
  • カボ・プルモでは、いくつかのPSTと商店が毎月1,000~2,000ペソの寄付をすることに同意した。

この積み上げは、PST、地元組織、Paralelo 28が主導している。

  • 95%以上のTSPが、公平かつ公正なメカニ ズムによる支援を約束したこと。
  • マリエタスのSWPが慣習的にブレスレットを使用していたことが、迅速かつ広範な普及につながった。
  • 二重ブレスレットの意味とTSPの貢献の重要性を説明する優れたコミュニケーション・キャンペーンが、支援の動機付けに役立った。

*メキシコの自然保護区へのアクセスは有料である。その対価としてブレスレットが贈られる。

  • ブレスレットは、寄付金を記録し、寄付金が公平で、各企業が運ぶ観光客の量に比例していることを確実にするための、非常に優れたメカニズムである。
  • オンラインで土産物を販売するには、パラレオ28のチーム(私たちは中断した)の能力を超える、かなりのインフラと運営能力が必要である。前売りや量り売りは、場合によっては良い選択肢であることが証明されているが、末端の販売者には広く受け入れられていない。
  • 投票箱は、少額の選挙支援支出にはかなり費用対効果の高い仕組みである。
  • メキシコでは、オンラインでの寄付はまれである。選択肢を持つことは必要であるが、資金調達の予測は控えめにすべきである。
  • 毎月の定額寄付契約は、閑散期に寄付者が不利になり、また寄付がPSTハウスの収入創出能力と連動しないため、推奨されない。
  • 参加者の割合が低い場合には、企業の認知度が非常に重要になる。