自然資本へのコミットメント

IUCNインドの「Leaders for Nature」プログラムでは、自然資本に対する企業の視点とコミットメントを理解するために、すべての潜在的メンバーに対して十分なデューデリジェンスを実施することが重要である。

  • リスク・オポチュニティ・マトリックス(RoM)のデューディリジェンス・プロセスは、インターネット上で入手可能な情報、企業の持続可能性報告書や監査報告書を通じて行われる。これにより、IUCNは企業との提携における機会とリスクを評価することができる。
  • 生物多様性の保全や自然資本などに関する企業の上級管理職のコミットメントの度合いは、資源配分(人的・財政的)を通じて反映される。

上級管理職のコミットメントによって、自然資本に関連する政策が事業運営に組み込まれ、企業のビジョンに含まれるようになる。このようなリーダーシップやビジョンが欠如していると、個人の能力が低下し、これらの問題に取り組む意欲も低下する。