生物多様性重点地域(KBAs)内の修復エリアの参加型選定

参加型アプローチで修復場所を選定することが不可欠である。これらは、DENR、LGU、その他の機関など、様々な政府機関と協議しながら選定される。用地選定と同時に行われるのが、住民組織の選定である。また、特定された生物多様性重点地域内に場所を選定することは、気候変動を緩和するための長期的な解決策を確保するという政府の優先事項を支援するものである。

施設と地域パートナーは、参加資格基準に従うことが重要である。

ハリボンの経験に基づき、復興地を慎重に選ぶことが何よりも重要である。その場所は適格でなければならない。適格な場所とは、LGUやDENRが特定した公有地、例えば森林地、国立公園や保護地域、流域地域、マングローブ地域、地域住民による森林管理協定(CBFMA)地域、流刑地などである。特定の復元地で優占し、積極的に生育する在来樹種を正しく使用することは、苗木の成長と生存に非常に重要である。