立法根拠
州法に基づき、ビクトリア州環境アセスメント審議会(VEAC)は、公有地の利用に関して政府に助言を提供する役割を担っており、そのプロセスの重要な要素として、住民による協議がある。ビクトリア州政府は、家畜の放牧をオーヴンズ川沿いの公有地で許可しないこと、家畜の放牧を撤去し、フェンス問題の現実的な解決策を開発するために、土地所有者や自然資源機関と協力的なアプローチをとること、そしてオーヴンズ川下流域の土地を国立公園に指定すること、というVEACの明確で証拠に基づく勧告を受け入れた。また、その他のさまざまな法令も放牧の撤去を促進した。
- VEACによる土地利用の見直しは、複数年にわたる参加型のプロセスであった。 その結果、社会的認可が得られ、プロセスが受け入れられた。
- 9,000件を超える提出があり、コミュニティはこのプロセスに強力に関与した(リバー・レッドガムのフットプリント全体(総面積120万ヘクタールにわたる296,000ヘクタールの国有地)に対して)。
- 政府が支援する公有地利用の仲裁者としてのVEACの存在が、公園の創設につながり、土地管理の改善(放牧の撤去を含む)を支えた。
- 土地利用の変更についてコミュニティに知らせ、できるだけ早く関与プロセスを開始することが重要である。