協力的な環境の構築

エンフォースメントには、ひとつの組織だけが関与するのではない。エンフォースメント戦略の策定と実施のプロセス全体が参加型でなければならない。最終的に、利害関係者は結果にプラスにもマイナスにも影響しうるので、参加しなければならない。この場合、地元政府機関の関与は極めて重要である(沿岸警備隊、警察、軍、政府機関など)。同様に重要なのは、密猟を減らすために法律や保護区の規則を教育するスチュワードとなりうる、影響力のあるコミュニティのメンバーである。さらに、地域社会の強力な支援の価値は、彼らが「現場の目」になれることである。

すべてのパートナーは、インプットの面で等しく評価されなければならない。関与のプロセスとファシリテーションが鍵となる。

施行計画の実施しやすさは、優れたパートナーや地域社会の支援があるかどうかに直結する。