この要素はプロジェクト全体を横断するもので、家畜と牧草地の管理、動物の健康、植え付けと採水に関する研修やワークショップを、国立中央大学や外部の専門家と共同で実施した。これらの活動により、牧畜業者や共同農場の管理者の意識が向上し、これらの分野でのスキルが高まったという証言がある。
家畜管理戦略や小屋の設計・建設には、地元の知識が重要な役割を果たした。石造りの牛舎など、牧場に古くから伝わる技術や地元の資材が選ばれた。
コミュニケーション活動の一環として、コミュニティ内で持続可能な放牧を促進するための啓発キャンペーンが、レア組織の支援を受けて展開された。このキャンペーンでは、「賢い放牧はわが民族の誇り」というスローガンを掲げ、老若男女が参加するラジオ・ソープオペラ、コミック、演劇などが行われた。これにより、適切な放牧と家畜管理の重要性に対する住民の意識が高まり、コミュニティやNYCLRレベルでプロジェクトに関する情報を広めることができた。