関係者がトレイルセンターの設計と実施について議論し、協力し、アイデアを出し合うワークショップ。
Tegnestuen Mejeriet
トレイルセンター・プロジェクトは、セクターを超えた協力の上に成り立っている。現在建設中の5つのトレイルセンターは、すべてさまざまな分野の利害関係者との緊密な協力のもとに開発・建設されている。その中には、センターが建設される地元の自治体、その場所を利用する地元のスポーツ協会、地元の市民や利用者となるであろう人々、その他の関係者も含まれていた。
参加型アプローチでは、利用者のニーズやアイデアなどを理解するために、関係者と4〜5回のワークショップを開催した。これによって、トレイルセンターの計画・設計過程に携わる建築家と、利用者・関係者との対話が可能になり、また確実になった。また、建築家との対話により、建物の美観や機能が関係者の希望に沿うものとなった。
トレイルセンターが提供する、あるいは促進するアクティビティは、地元の関係者や団体と協力して開発された。計画への参加型アプローチはまた、利用者や地元コミュニティに所有者意識を与え、関係者間やそれぞれのスポーツの枠を超えた共同体意識を確保するのに役立つ。
さらに、トレイルセンターの場所と機能を決定するための最低基準の策定は、プロジェクト・メンバー間の分野横断的な協力によって生まれた。