環境教育プログラム

総合的な環境教育プログラムが、就学前から12年生までの基礎教育の全段階と、職業訓練を含めて開発された。このプログラムには、各年次の学習カリキュラムに合わせた活動が含まれている。こうすることで、子どもたちは自然保護とその恩恵に関する情報を得ながら、自分たちの教育に関連する概念を学ぶことができる。これらの活動は、学校が休みの間、非正規の教育グループにも提供される。2万人以上の生徒がこのプログラムに参加し、島のすべての学校に行き渡った。

環境教育プログラムは、教育戦略の定義につながった数回のワークショップを通じて、教師の協力を得て設計された。このプログラムには、講義や実践的な授業活動から、レクリエーション活動や教育的ゲームまで、学校で展開される一連の活動が含まれている。また、プリオロ・インタープリテーション・センター、アゾレ植物園、保護区への学校訪問も含まれている。

このプログラムのために、また教師が独自に使用するために、教具や子ども向けの教材が準備された。認定教師教育プログラムも開発され、これまでに150人の教師が研修を受けた。

  • LIFEプログラムによる欧州委員会の資金援助;
  • 学校からのプログラム参加への関心;
  • 小学生が見学できる修復エリア;
  • 必須ではないが、ビジターセンターの存在は有用であった。
  • この環境教育プログラムを10年間実施した結果、この種のアプローチの重要性が、参加する子どもたちや教師にとってだけでなく、地域社会への普及ツールとしても確認できた。
  • 野外教育活動の機会を提供し、カリキュラム科目の教育に貢献する活動を提供することは、教師のプログラムへの忠実さを向上させる良い方法であった。
  • 教師のトレーニングや、学校プログラムの準備に教師が参加することも、学校のプログラムへの参加率を高めるのに有効であった。
  • より教育的な活動やより余暇的な活動を盛り込むことは、さまざまなタイプの教育グループのアドヒアランスを確保する良い方法である。
  • 教師と生徒の参加を増やし、環境問題の多義性を促進するためには、ポルトガル語、英語、社会科学などの教科の活動を提案することが重要であった。しかし、もちろん、科学とシチズンシップは、ほとんどの活動が実施された科目であった。