
樹齢19年のマングローブ植林地
Mikoko Pamoja
コミュニティが国有林(マングローブ林など)の管理に参加するには、その分野を担当する政府機関(この場合はケニア森林局(KFS))と森林管理協定(FMA)を締結する必要がある。FMAの締結に先立ち、コミュニティ森林組合(CFA)が設立され、その地域の参加型森林管理計画(PFMP)が策定される。その名の通り、計画の策定は参加型のプロセスであり、さまざまな利害関係者の意見や懸念が集められ、分析される。最終的な管理計画には、指定された森林地域における様々な利害関係者の活動を示す区域地図が含まれる。参加型森林管理計画は、ケニアの森林管理を担当する国家機関であるケニア森林局の局長が承認した時点で運用が開始される。ミココ・パモジャの計画は2013年5月に承認され、その後2013年10月に森林管理契約に調印した。