イグアナ・ヘッドスタート・プログラムにおけるホープ動物園保護財団の役割

ホープ動物園保存財団（HZPF）は、ホープ動物園の動植物の回復と保存を支援する非営利団体として2011年7月に設立された。また、絶滅の危機に瀕している固有種や外来種の積極的な保護だけでなく、動物の世話や育成に関する教育プログラムを通じて、安全でインタラクティブな野生動物体験を提供することを目指している。

設立以来、当財団は島のユニークな生物多様性を保護するため、多様な取り組みに関するパートナーシップを通じて、その使命を果たすべく努力してきました。私たちは、生物多様性を保護することが次世代に対する倫理的義務であると考えています。そのような考えのもと、当財団は迷うことなくイグアナ・ヘッドスタート・イニシアティブに参加しました。ジャマイカのイグアナ（Cyclura collei）は1940年代に絶滅が宣言されましたが、1990年に猟師が生きた標本に出くわしたことで再発見されました。再発見後直ちに介入した結果、1991年にヘッドスタート・プログラムが成功した。