信託基金運用の成功
運営を成功させるためには、熟練した人材、効果的なガバナンス、機能する技術システムが不可欠である。これを支える重要な要素には、全国自然保護信託基金、スタッフ、理事会メンバーの研修、明確な会計システムの確立、運営マニュアル、ベストプラクティスからの学習、メンタリング、仲間同士の交流などがある。
この点に関して、CBFはスタッフ向けに会計システムに関する研修を設けている。また、同様の機関から学ぶために、ラテンアメリカ・カリブ海地域の保全信託基金ネットワーク(RedLAC)のメンバーにもなっている。
- 人材確保:有能なエグゼクティブ・ディレクターの採用。サポートスタッフも追加で必要となる可能性がある。
- オフィス初期の後方支援的な事務局運営を立ち上げる。
- 理事会理事会および専務理事の設置と研修。
- 委員会理事会の小委員会およびその他の諮問委員会の設置。
- 運営マニュアルの作成
- 財務および会計
- メンタリングと全体的な組織開発。
- 必要なシステム(会計、その他の業務システム)をすべて開発するには、予想以上に時間がかかることが多い。CTFの運営を確立するためには、現実的なスケジュールを設定することが重要である。事業の適切な立ち上げのためのタスクは、急速に増加する。
- 事業を開始してから1~2年の間は、現金だけでなく現物も含めたドナーやパートナーからの支援が重要である。
- 途中でミスが生じることがあるが、それを素早く認識し、対処し、前進し続けることが重要である。
- 公式・非公式のアドバイザーやその他の種類の技術支援が不可欠である。他の多くのCTFが現在活動中であり、このプロセスにおいて重要な見識を提供してくれる。例えば、RedLACは重要なリソースである。