持続可能な変化の成果
プロジェクト参加者が一堂に会して持続可能な変化の成果について話し合うことは、非常に力強い訓練であり、持続可能な変化のために望む変化や価値観を共有するためにフォトボイスを活用した。地元の鳥の多様性を増やしたいという生徒の願いもそのひとつであり、女性が使う薪の量を減らしたいという願いもそのひとつであった。望ましい変化の結果に合意することで、参加者の関与の機能性と、それを達成するために必要な行動がまとめて知らされた。これは、参加者が望む変化を決定するための選択能力に影響を与えた。
情報を統合し、知識学習の場を設け、経験を共有することで、現地の人々の視点から結果を理解し、変えていく。さまざまな役割と責任を理解することは、地域的・世界的な交流の持続的な繁栄に必要な関係を強化することが証明されている。
当初から教訓を学ぶことが優先され、プロジェクトは評価のために参加型アクションの枠組みを採用した。非公式のディスカッションやフォーカス・グループからフォトボイスのエクササイズまで、さまざまなデータ収集方法が用いられた。データと学んだ教訓が協力的なプロセスを通じて得られたものであるように、持続可能な変革の成果へのシフトもまた協力的なものであり、学びを共有することの重要性と、さまざまな参加者の間で熟慮に基づく対話の場を設けることの重要性を浮き彫りにした。このような反省的アプローチにより、教訓は継続的に共同学習され、持続可能な変化と適応は同義語となるのである。