レビュー、リスク軽減、準備態勢で上述した行動を実施することで、地域社会は山火事に対応することができる。山火事警報の受信後、地域山火事管理チームは、チームメンバーを派遣するか、近隣の地域住民に現地を訪問してもらい、状況を把握する。活動中の火災が確認されると、地域山火事管理チー ムは鎮圧が必要かどうかを判断し、鎮圧が必要な場 合は適切な装備で現場に赴き、鎮圧する。 低木林や氾濫林を脅かすような火災でなければ、状況を 監視する。
効果的な火災鎮圧には、現場での計画と、山火事管理チーム間の明確な役割と責任が必要である。山火事にどのように接近し、鎮圧するか、また、その際の各チ ームメンバーの役割について、明確で安全な計画を策定し、チーム間で 合意することが重要である。
火災警報、確認された山火事、それぞれの山火事に対処するために取られた行動の詳細を記録することは、経験から学び、将来山火事を適応的に管理するために重要である。この情報は、5Rのレビューと復旧の両方の要素に必要である。