EBA能力開発戦略とトレーニング
EbA ToTの印象
GIZ Vietnam 2016
EbA ToTの印象
GIZ Vietnam 2016
能力開発戦略の構成
GIZ Vietnam 2016
州政府機関(政府職員や研修機関)は、「人」「組織」「ネットワークと協力」「枠組み条件」の4つの次元に沿った能力開発戦略(CDS)に基づき、EbAを主流化するための能力を開発する。CDS とその展開には以下のステップが含まれる:
1.a)対象グループへのインタビューによる EbA の知識と学習習慣に関する能力・ニーズ評価 b)国際機関(IUCN、WWF、UNDP)の研修経験を考慮した研修サービスプロバイダー候補 10 社の能力・ニーズ評価。
2.ハーバード・ケース・メソッドに基づき、IPCC SREX 報告書の用語をベトナムの状況に適合させた、GIZ の「生態系に基づく適応を中心とした開発への気候変動適応の統合」に関するオーダーメイドの研修資料の作成。
3.3.異文化に配慮した教訓的コンセプトと主要トピックを考案するためのテスト研修の実施 4.長期的にEbA研修を制度化するために、研修サービス提供者を対象としたToTを実施する。ベトナムの経験豊富な研修サービスプロバイダー4社から25名が参加した。
5.TOTの経験をもとに、サービスプロバイダーが地方の技術スタッフ向けにカスタマイズした研修を実施する。
-近年、特にCOP21以降、ベトナムにおける気候変動への適応の必要性が高まっていること ・各分野の政策、戦略、プログラム枠組みにおいて、気候変動に対する認識が高まっていること ・気候変動に対応するためのベトナムの最近の国家政策や戦略は、EbAを重視していること ・政策立案者や(非政府)組織の実務者によるEbA能力開発の具体的な必要性があること ・パートナー関係者の緊密な協力関係
-人間の能力開発対策は、非常に実践的でトピック指向である必要がある。ケースメソッドを含む研修手法は、経験に基づく学習を提供し、複雑な問題を具体的なステップに分解することを可能にし、実践志向の知識を生み出した。
-他の国際機関や主要な政府機関との地道な対話により、相乗効果を生かし、新たな機会を得ることができる -CCA/EbAに関する定期的な研修を実施する際の限界:ベトナムの機関には十分な資金需要がなく、経験豊富なトレーナーがほとんど存在しない -研修コースの期間は5日以内とする。