学校のマイクロプロジェクトが責任と誇りを植え付ける
クラブP.A.N.がジリグルーの小学校で始めた養鶏場。
クラブP.A.N.に参加するすべての学校は、魚、ヤギ、鶏、サトウキビネズミ、カタツムリの養殖など、自分たちで代替生計のためのマイクロ・プロジェクトを実施するよう奨励されている。学校には立ち上げ費用として少額の予算が与えられるが、その後は自立することになっている。校長や教師はこれらのプロジェクトの責任者となり、子どもたちは動物の世話をすることでプロジェクトを構築し、維持する責任を与えられる。地元の起業家精神が子供たちに見られる。
プロジェクトが成功するかどうかは、代替タンパク源を提供するために、村の中に自分たちの農場を持つというアイデアにやる気とインスピレーションを持つ主要な個人がいるかどうかにかかっている。また、参加率を高く維持するためには、献身的で熱心なリーダーが必要であり、そうでなければプロジェクトは失敗に終わる。
飼育が簡単な動物とそうでない動物があり、種類によって養殖場の立ち上げ費用は異なる。魚の養殖場など一部の養殖場では、より大きな資金と人材が必要となるため、大規模な学校や大きな村に適している。私たちがいまだに苦労しているのは、こうしたプロジェクトを長期的に継続させることだ。特に夏休み中は、生徒も教師もいないため、養殖場や家畜の世話がおろそかになってしまうからだ。農場を維持するためには、元生徒や村人の参加を確保するために、献身的でやる気のある教師が農場の管理に責任を持たなければならない。もうひとつの困難は、農場から得られる利益が遅れ、家畜が成長し成熟するかどうかに左右されるため、人々の関心を維持することである。私たちは、マイクロ・プロジェクトのいくつかの課題に対する革新的な解決策を見つけるために、今も奮闘している。