エネルギー効率の高い改良型調理用コンロ(ICS)の分散製造と普及が、より効率的でクリーンかつ安全な燃焼技術の開発とテストを含めて支援された。
このコンロにより、年間約1,600トンの木炭が節約され、合計18万7,500ユーロ、1世帯あたり15ユーロの節約に相当する(支出の25%削減に相当)。LPGなどの代替エネルギーもテストされている。小売業者と最終消費者は、官民パートナーシップの文脈も踏まえながら、情報やアドバイスを受け取っている。
家庭でのICS利用を促進するため、女性組合(15人)が設立された。伝統的なストーブに関連する環境・健康上の危険性とICSの利点について、家庭を教育することに重点を置いている。ICSの生産拠点や販売拠点のほとんどは女性によって運営されている。150世帯からなるパネルを設置し、ICSの消費パターンと普及率を毎年モニターしている。現在までに、約12,500世帯(ディエゴの全世帯の約30%)がICSを使用している。年間117kgの木炭の代わりに、年間89kgの木炭しか消費していない。