対象地域における木材エネルギー・バリューチェーンの開発を指導・監視するため、多様なステークホルダーによる協議の枠組みが設置された。
東部地域では、森林・野生生物担当大臣が州知事の議長の下、地域プラットフォームを設置している。
極北地域には、地域木材エネルギーユニット(CRBE)がある。
これらの協議の枠組みは半年ごとに開催され、関係するバリューチェーンの進捗状況を確認し、その円滑な運営のためのガイドラインを策定する場となっている。
策定された戦略文書に具体化されている木材エネルギー・バリューチェーンの戦略的方向性は、これらの協議体内の様々な利害関係者が参加する協議プロセスの結果である。
これらの会議から得られた決議は、i) 木材エネルギーの生産と販売に関する規制の枠組みの定義、ii) 乾燥地の森林管理に関するガイドライン基準の策定と検証など、多くの前進をもたらした。