漁師と漁師のネットワークにおけるリーダーシップの移譲
2019年以降、フィッシャーズ・ネットワークは、テーマ別グループとコア・グループの両方において効果的かつ協力的な参加を促進し、知識と責任の共有を確保してきた。この参加型で透明性の高い効果的なアプローチは、ネットワークが結束して機能するための基本となっている。
発足以来、各メンバーはネットワークの活動の1つ以上に積極的に関与し、ネットワーク内でのリーダーシップの継承を促進してきた。
この間、メンバーは、ジェンダー、漁業管理ツール、コミュニティ写真などのテーマについて、作業計画の策定、研修の開催、写真展の開催、デジタルプラットフォーム上での対話など、さまざまなイニシアチブを主導してきた。さらに、漁業部門に関連する文書や資料の見直しも支援してきた。このような活動が可能になったのは、各テーマ別グループのメンバーの献身的な努力と協力のおかげであり、各グループは代表者(年齢の異なる男女)を指名してコア・グループを形成している。代表者は、それぞれのグループ、地域社会、漁業部門全般の情報、目的、ニーズを共有する上で重要な役割を果たしている。
つまり、ネットワークは参加型かつ透明性の高いダイナミズムを確立しており、それがイニシアチブの成功を促進し、長期にわたってメンバー間の協力関係を強化してきたのである。
1.ネットワークメンバーの能力開発
2.テーマ別グループの代表者、コアグループ、ネットワーク全体のメンバー間の効果的かつ恒常的なコミュニケーション。
3.ネットワークメンバー間の活動責任の分担と持ち回り。
4.テーマ別グループのメンバーによる作業計画の作成。
5.ネットワーク内外の人々、協同組合、グループとの経験や知識の交換。
ネットワークのガバナンスの一環として、リーダーシップの移譲のプロセスを文書化し、移譲戦略を育成し、ネットワーク内の人材がそのためのより良い能力を身につけることが重要である。
新しい人材のネットワークへの加入と統合のプロセスを明確にし、各テーマ別グループにその人選と同行の責任を割り当てることが不可欠である。
テーマ別グループとコア・グループのメンバーは、ネットワークに参加するために満たすべき基準や、男女、若者、ネットワークを構成するコミュニティの多様性を代表することの重要性を認識し、確認する。
テーマ別グループとコア・グループ内で、活動の代表者と責任者を割り当てる。
ネットワークに参加する人々の自発的な参加は、漁業部門に声を届ける必要性と重要性をより強固なものにしている。
各テーマ別グループには、割り当てられた活動や予定された活動が盛り込まれた作業計画がある。
各テーマ別グループは定期的に会合を開き、そこで経験を共有し、明確な目的をもった議題を設定している。